健康食品は90年代の後半頃から、アガリクスやプロポリスなどの抗ガン作用をうたい文句とした製品の台頭で一躍、有名となった感があります。
また、2000年代に入ると、ウコン、深海鮫、カバノアナタケ、フコイダンといった新種の健康食品素材がネット販売を中心に雨後の竹の子のごとくでては消えるという様相で、当時の健康情報人気テレビ番組効果などと相まって、一時、大きな市場を築きました。
その中で「第二のアガリクス」を想定したカバノアナタケ、チャーガ、タモギダケ、ハナビラタケなど色々なキノコも市場に出ましたが普及をみぬまま時が経ちました。
そんな折、汚点を残したのが某大手酒造メーカー製のアガリクス事件、また「あるある」などのテレビ番組問題でした。これで健康食品市場が一気に縮小しました。
冬虫夏草はそうした健康食品の歴史においても、最も影響は受けなかったといえます。それは、ひとえに中国3000年といわれる漢方生薬としての歴史や、乱獲によって希少な存在となり偽物の流通で市場が打撃をうけながらも国内で本物の製品のみ流通させようという業者の方々の熱意のたまものといえるのでしょう。
そうした歴史的価値を見直しながら、効能・効果のある本物を選びたいものですね。
| 発見の歴史 | 日本導入の歴史 | 効用 | 有効成分 | |
| アガリクス | 約40年・ブラジル | 約40年 | 免疫賦活 | 不溶性β-1-6-グルカン |
| クロレラ | 約120年・オランダ | 約40年 | 栄養補給 | クロロフィル(葉緑素) |
| フコイダン(海藻類) | 約100年・スウェーデン | 約15年 | アポトーシス(がん細胞自然死) | U-フコイダン |
| 冬虫夏草 | 約3000年・中国 | 約300年 | 免疫賦活、滋養強壮、肝機能改善、保湿(美肌) | 水溶性β-1-3-グルカン、D-マンニトール |
冬虫夏草の最大の特徴は、発見の歴史、日本への導入の歴史も圧倒的に古いことでしょう。また複数の有効成分がわかっており、免疫賦活のほか、滋養強壮や肝機能改善、美肌などの効果も明らかとなっていることです。そのため、健康食品のほかに石鹸などの肌製品にも使われていたりします。