中国最古書物の薬経「神農本草経」に記されているように、秦の始皇や楊貴妃が不老長寿、美顔を願って求めた伝統的な滋養強壮の高貴な薬として珍重されてきました。
その歴史こそまさに“アンチエイジングの元祖”といえるでしょう。
中でも、滋養強壮の効果は最も知られるところで、漢方医学書「本草従新」(1757年)には、「人間のエネルギーを生み出す源であり身体を強壮させる」と紹介されています。
また、チベットの薬物書「甘露宝庫」(1400年頃)によると、「体の力と失われた精気を回復させる。
すべての身体機能を整え、体力や熱の偏重による病気にならない等すばらしい効果があり、副作用がなく効能の宝庫」と記されています。
この様に、もともと身体機能の改善効果や勃起力強化など性機能強化作用があると言われ、珍重されてきた歴史があります。
精力強壮といえばご存知、バイアグラが挙げられると思いますが、バイアグラは副作用が心配されるのに対し、冬虫夏草は副作用の心配がないのが特徴です。
また、ミネラルなどの微量栄養素が腎の精を補うことから、女性の不妊症にも効果があるとされています。
加齢臭という言葉が近頃、話題になる事が多く気になりますが、冬虫夏草は体臭に対する作用もあります。
体臭の原因は、腸の悪玉菌が増えることによる変廃物質が原因となるほか、ノネナールという臭いの根本原因物質が資生堂の研究で明らかとされています。このノネナールは飲酒にも原因があります。
まず、体内に取り込まれたアルコールが酵素分解の過程で発生させるアセトアルデヒドが、肝臓や腎臓でしっかり分解されないとそのまま血中を漂い、汗などに混ざってくさい臭いとして体外に排出され、発散されます。
腸環境と肝臓・腎臓の働きを活発にさせることでその加齢臭の原因物質のノネナールの合成も抑制できるのです。こうしてみると、冬虫夏草がアンチエイジングの元祖だといえるのも納得ですね。